特別階級のコロナ「王冠」の名にふさわしい魅惑の味わい
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■豆の特徴
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■コロンビア共和国 南アメリカの最北部に位置するコロンビア共和国(コロンブスの土地)は、元々インディヘナと呼ばれている先住民の土地でした。 大航海時代のヨーロッパの間では、かつて「エル・ドラード」という黄金郷があったとの噂される神秘の国で、先住民の間では食料となる様々な穀物、衣服となる木綿、高山病の薬となるコカの栽培がされていました。 国を縦にはしる北アンデス山脈を有するコロンビアは、金と白金の産出量は南米では1~2位を占め、エメラルドの産出量は300万カラット以上で世界市場の約80%を占めます。 現在もコーヒー豆や美しいバラがよく育ち、まさにアンデス山脈は「宝の山」なのです。 現在は、スペイン入植者と先住民族との子孫が大半を占め、かつて奴隷として渡ってきた人々の子孫や、後の入植者など様々な人種が住んでいます。 その為、公用語はスペイン語にもかかわらず80以上の言語が飛び交い、50万人もの人々の間で先住民の言葉が話されています。文化においても、スペインの文化を中心に様々な移民の文化の影響を受けています。 標高1000m位までの地域は熱帯雨林であり、1000mから2000mまでの間は温暖な気候、2000m以上3000mまでの地域はやや冷涼な気候となる為、現地の言葉で「どのくらいの標高で生まれたか」という質問は「暖かい所と寒い所どちらで生まれたか」という意味なのだそうです。 ■栽培地区 栽培地区はウィラ州の標高1,650~1,750mの場所に限定しています。 温暖でありながらも標高5,346mのネバド・デル・ウィラ活火山を有するため、火山灰質の豊かな土壌で、吹き下ろす風によって昼夜の寒暖の差が激しい地域です。 山脈を水源とする「コロンビアで一番長い川」マグダレナ川(ユマ川)は、ウィラ州全体に恵みをもたらすかのように中心を北東に向かって流れ、カリブ海にまで達しています。 温暖で、豊かな水・日照環境・豊かな土壌・寒暖差と好環境のコーヒー栽培地区です。 山脈の標高1,650~1,750mの斜面を取り囲むように生産されており、小規模農家によって熟した実が手摘みされると、水洗いの後に網台の上でゆっくりと天日乾燥されるという伝統的な製法が守られています。 特別階級のコロナ「王冠」の名にふさわしい魅惑の味わいです。
■味の特徴 ・バニラのような温かく甘い香り ・品の良い酸味とするりと入るほろ苦さのバランスが良い ・喉にとろりと吸い込まれる柔らかなコク ・ほんのりと、香ばしいカラメルのような甘み ・ビターな後味を長くたのしめる ・熱いコーヒーから冷めゆくにしたがって、 味わい深さが増す |
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